神無月 2024
若干とはいえ暑さが落ち着いた感じの今月は、なんといってもハロウィンが控えている月。
毎度のフラワーセンターも、ハロウィン仕様に衣替えしておりました。
今年はお化け飾りで初となるのは(たぶん)なかったのですが、なんと壁際におられた骸骨カップルがフォトスポットに出張されていたのです。
仮装されたお子様も多かったりして、フォトスポットも盛況の様子。
楽し気な歓声を背に、少し人気のない方から鑑賞していきます。
この時期にフラワーセンターに来たら必ず足を運んでしまうのは、そう、桜です!
今回見れたのは子福桜と冬桜でしたが、どちらも春の桜とは違う風情に毎回見惚れてしまいます。
桜の後に見かけたのは、酔芙蓉でした。
出かけたのが早めの時間だったので、咲き終わりの赤と咲き初めの白が美しく対比しているのを見ることができました。
この変化が一日で起こってしまうとは、何とも不思議な心地がします。
何気なく歩みを進めますと、花盛りな樹が目に飛び込んできました。
相も変わらずこんな花あったろうか?と近づいてみますと、なんと花ではなく実だったのです。
フクワバモクゲンジという樹だそうですが、秋の陽射しに映える美しさに暫し見入っていました。
野外で馥郁たる香気が漂っていると、しみじみと秋を実感します。
春の沈丁花とともに、野外で感じる香りとしてはワタクシの中で永遠のツートップです。
さて、と帰途につきかけたところで、今月のこんな花もあったんだ!に出会いました。
ソリダゴ ファイヤーワークスと品種名がありまして、花火という名が似合う咲きぶりと、アップでみた時の可愛らしさのギャップが面白い感じがしました。
最後に、タイワンツバキと、一生懸命に働いているミツバチ(?)さんを見守って帰宅したのでした。
ハロウィンが終われば、本格的に年末への準備にかからねば…という妙な危機感が芽生える霜月は11月。
ひとまずは、寒暖差で体調を崩さぬように気を付けて、年末へ向かう準備としたいと思います。